政治家と切り離せない不倫騒動 路チュー、不倫など、歴史に残る議員の不貞行為とは
木原稔官房長官は12日、自身の秘書官が経済産業省での勤務当時、出張先のホテルに知人女性と泊まるなど不適切な行為を繰り返していたと認めた。
秘書の不始末とはいえ、木原官房長官にとってはとんだとばっちりである。だが、現代社会において「不倫」は当事者の社会的地位を揺るがしかねない、モラルを逸脱した行為に過ぎない。過去には不倫騒動でキャリアを失い、世間をにぎわせた政治家も存在した。
2006年10月、当時民主党若手のホープと呼ばれ、党の政策調査会長代理を務めていた細野豪志議員とTBS系「NEWS23」のキャスターを務めていた元フリーアナウンサー・山本モナとの“路チュー写真”が「FRIDAY」(講談社)に激写された。この騒動で細野議員は党の政策調査会長代理を辞任し、一方の山本も同番組を降板。一時期はメディアから姿を消す羽目となった。
2013年には、中川俊直元議員の不倫&重婚が。妻がいながら、中川元議員は米・ハワイで元愛人との間で結婚証明書にサインする「重婚ウェディング」を挙げていたと、2017年4月に「週刊新潮」(新潮社)がスクープ。この報道を受けて、中川元議員は経済産業政務官を辞任した。
不倫で議員辞職をしたのは
2015年に自民党の金子元恵美元議員と“授かり婚”をした宮崎謙介元議員は、男性の育児休暇を説いたことで、「育休議員」と呼ばれていた。ところが2016年2月、金子元議員の出産時期に育児休暇取得を宣言しながら、元タレントの宮沢磨由を自宅に招き入れ、不倫に及んだことを「週刊文春」(文藝春秋)に報じられた。宮崎元議員は謝罪会見で、結婚後に複数の女性と関係があったことを認め、謝罪するとともに同月で議員を辞職。不倫による議員辞職は憲政史上初とのこと。
2017年7月発売の「週刊新潮」が、東京に向かう新幹線内で仲良く手をつないで眠りこける自民党の今井絵理子議員と、当時既婚者だった橋本健神戸元市議をスクープ。今井議員は橋本氏から交際を申し込まれていたと認めた上で、「橋本氏には好意は持っているが、彼はまだ妻帯者。一線は越えていない」と名言を残した。
そして2017年9月に「週刊文春」が報じた、民進党(当時)の山尾志桜里議員と倉持麟太郎弁護士との「禁断愛」は大騒動に発展。同年に倉持氏の離婚が成立し、翌2018年に山尾氏の離婚も成立したことで2人はパートナー関係を継続した。だが2021年5月、倉持氏の元妻が自死に至っていた事実を同誌が報じた。山尾氏はこの件をスルーし、2021年6月に次期衆院選への不出馬を表明した。
“不倫は文化”という言葉がある一方で、その仕打ちを受けた家族の気持ちは計り知れない。キャリアを失ってまで貫く行為ではないだろう。


