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若林凌駕さん、自伝エッセイ『宮古BLUE』特装版の出版記念イベント 恩師の店で笑顔の交流

 宮古島市出身で、現在は東京を拠点に放送作家として活躍する若林凌駕さん(24)の自伝的エッセイ「宮古BLUE」特装版の出版を記念した交流イベントが14日、平良西里にある「ビネスパ匠」で開催された。会場は若林さんの中学時代の恩師である比嘉匠さんが営む店舗。会場には多くの市民やファンが詰めかけ、若林さんは一冊ずつ丁寧にサインを入れながら、参加者と当時の思い出や近況を語り合うなど、終始笑顔の絶えない温かな時間が流れた。


 「宮古BLUE」は、若林さんが14歳の頃に経験した不登校時代の葛藤や、お笑い、本との出会いによって救われ、宮古高校を卒業して上京するまでの軌跡をリアルにつづった作品。個人の自費出版としては異例のヒットとなる累計販売部数1000部を突破した。今回の特装版はこれを受けたもので、新たに1万字を大幅に加筆し、装丁を一新して島内限定で発売された。
 イベントを訪れた地元の女性は「新聞やラジオで凌駕くんの活躍を知り、応援したくて家族で来ました。不登校だった過去を隠さず、島のために挑戦し続ける姿に勇気をもらっています」と語り、若林さんの姿勢にエールを送った。
 会場となった「ビネスパ匠」を営む比嘉さんは、かつて「フレッシュミートHIGA」として精肉の移動販売やバーベキューの配達販売を手掛け、繁華街(西里通り周辺)での屋台営業などを精力的に行ってきた“お肉のプロ”。屋台時代から試行錯誤を重ねて生み出したオリジナルの「ビネガー&スパイス肉ソース」を看板に現在の店舗を立ち上げており、教え子の晴れの舞台を温かく見守った。
 「宮古BLUE」特装版は現在、booksきょうはん宮古店、島の駅みやこ、ビネスパ匠など島内の各店舗で購入することができる。写真はいずれも提供。

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