「マンゴー共和国」が建国、シーズン到来告げる 島の駅みやこで嘉数市長「マンゴー国民の三大義務」宣言
宮古島産の夏の味覚を代表するマンゴーのシーズン到来を告げる「マンゴー共和国2026建国式」(同実行委員会主催)が16日、平良久貝の「島の駅みやこ」(パラダイスプラン・西里長治代表)で開催された。イベントでは、大統領に就任した嘉数登市長が建国を宣言。あわせて国民の三大義務である「マンゴーを食べ続ける」「マンゴーを積極的に購入する」「マンゴーを贈る」という国民の三大義務をユニークに呼び掛け、来島した観光客や市民とともに、丹精込めて育てられた初物マンゴーの甘みと香りを堪能した。
このイベントは、マンゴーのシーズン到来を告げ、宮古島産マンゴーのおいしさを情報発進し、消費拡大やブランド化を目的に毎年開催されている名物企画。初日を迎えた店内には、甘い香りを漂わせる瑞々(みずみず)しいマンゴーがずらりと並び、早くも多くの買い物客でにぎわいを見せた。
主催者を代表してあいさつに立った西里実行委員長は「今年もマンゴーのシーズンがやってきた。マンゴーが好きな皆さんが集まり、マンゴーの魅力を楽しんでいただける企画を行っていきたい。これから2カ月半、生産者が丹精込めて作ったマンゴーが(店内を)埋めつくすマンゴー共和国を楽しんでいただきたい」と呼び掛けた。
島の駅みやこ出荷者協議会マンゴー部会部の上地誠部会長は「生産農家は話し合いながら切磋琢磨し、どうしたら良いマンゴーができるかとアイディアを出しながら努力している。今年は収穫する前に台風が来たが、被害は少なく、大雨も続いているが皆さんにおいしいマンゴーを届けたい」と思いを語った。
嘉数大統領は「生産者の皆さんが努力を重ねられた結果、例年以上に素晴らしい良質のマンゴーが育っている。期間中、島内はもちろん、全国、世界の皆さんに『宮古島ブランド』のマンゴーを心ゆくまで堪能していただきたい。『いただきマンゴー』の合図とともに盛り上げていこう」と述べた。
“広報大臣”に任命された生産者の与座愛さんは「今年は気象の影響を受け害虫の発生に苦労した。それでも愛情を込めて一つ一つ大切に育てたマンゴーが真っ赤に実り、お客さんからもおいしかったとの声が聞けることを願っている。宮古島の宝物であるマンゴーで全国を笑顔にできるよう、広報活動を全力で頑張りたい」と意欲を見せた。
会場では完熟マンゴーの試食会も行われ、東京から親子で観光に訪れていた出沢美生さんは子どもと共に試食。「甘くてすごくおいしかった」と笑顔で話し、今年初めてのマンゴーの味に大満足の様子だった。



