台風6号、6月1日から2日宮古接近へ非常に強い勢力で荒天のおそれ、早めの備え呼びかけ
フィリピンの東にある台風第6号(チャンミー)は28日現在、北西へゆっくりと進んでいる。台風は今後、海面水温の高い海域を進みながら「非常に強い」勢力へと発達し、6月1日から2日ごろにかけて宮古島地方へ接近するおそれがある。気象庁の発表によると、宮古島地方が暴風域に入る確率は47%。6月のスタートとともに大雨や暴風、高波などの荒天に見舞われる危険性があり、気象台や関係機関では市民に対し、週末の晴天時を利用した早めの台風対策と警戒を呼びかけている。
台風6号は28日午後3時現在、フィリピンの東にあってゆっくりと北北西に進んでいる。中心気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっている。現段階では台風として下限の勢力であるものの、29日以降は発達に適した環境下を進むため急激に勢力を強める見通し。30日には最大風速33メートル以上の「強い」勢力、31日には最大風速44メートル以上の「非常に強い」勢力に達し、沖縄の南の海上に進むとみられる。
沖縄本島地方に最接近が見込まれる6月1日午後3時には、中心気圧950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速40メートル、最大瞬間風速60メートルにまで猛烈に発達すると予測されている。
気象台は沖縄本島地方に対し、1日ごろに波浪警報、2日ごろに暴風警報を発表する見込み。本島地方が暴風域に入る確率は60%台後半に達している。
宮古島地方の暴風域突入確率は47%となっているが、台風が暴風域を伴ったまま近海を通過する場合、大雨や暴風、高波による影響が広範囲に及ぶ。進路の不確実性は残るものの、通過後は東寄りに進路を変え、週中ごろにかけて本州南岸方面へ進むシミュレーション結果が多くを占めている。
なお、今年の台風発生は今月6日の台風5号に続き2個目。2026年は1月から5月まで毎月台風が発生する異例のペースとなっており、統計開始以来、過去に2回(1965年、2015年)しか例がない。
本格的な台風シーズンの到来を前に、関係機関では、
▽避難場所や避難経路の家族間での確認
▽停電や断水に備えた非常用品・飲料水の準備
▽屋外の飛ばされやすいものの固定、側溝の掃除
―などの対策を、大雨や暴風が始まる前の週末のうちに完了するよう強く推奨している。
最新の気象情報は宮古島地方気象台ホームページまで。
宮古島地方気象台


