不発弾の鑑識を行う自衛隊隊員 =平良西里

平良西里 市街地で不発弾発見

 平良市街地で不発弾が見つかった。自衛隊が4日行った鑑識によると300ポンドの爆雷で、後日周辺住民の避難などを行ったうえで処理するという。同日、応急処置として外部から衝撃が加わらないよう周辺を囲った。処理の詳細は後日宮古島市から発表される。

 見つかったのは平良西里の建物解体現場。ショベルカーで地面を掘り起こしていたところ、金属の塊が出てきたという。発見者は宮古島警察署に通報し、同署が市と自衛隊に連絡した。
 陸上自衛隊那覇駐屯地から第15旅団第101不発弾処理隊の隊員が来島。市防災管理課の立会いの下鑑識を行い、300ポンドの爆雷と判明した。
 現場から動かすことができないため、外部からの衝撃が加わることと盗難を防止するため周辺を金属で覆った。市は対策会議を開き対処法を決定するが、周辺住民の避難を伴うものになる見込み。詳細は決まり次第発表される。

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