宮古民謡を演奏する松原さん
=13日、沖縄市の音市場
松原さん宮古民謡熱唱 魅惑の島唄ライブ
【那覇支局】若き島唄の担い手らが集まった「コザ・宮古島・与那国島 魅惑の島唄 夢の競演」が13日、沖縄市のミュージックタウン音市場で開催された。宮古島からは宮古民謡の第一人者の故・国吉源次さんを師匠に持つ松原忠之さんが「豊年の歌」、「とうがにあやぐ」、「伊良部トーガニー」などを熱唱し、訪れた観客約100人の心に響く民謡を奏でた。
松原さんが民謡を歌っているのに合わせ、観客が手拍子しながら、宮古民謡に聞き入っていた。今回はコザや与那国出身とのコラボでも歌を披露し、地域独自の民謡が奏でるハーモニーが会場に響き渡った。
観覧に訪れていた國吉さんの妻の義子さんは「素直に国吉源次の歌に師事していて、美しい音色を響かせていた。応援している」と話した。