猛烈台風30号が接近 宮古の暴風確率は前日47%から66%に上昇 23日ごろに大荒れの恐れ
大型で非常に強い勢力の台風30号は20日午後3時現在、フィリピンの東の海上を1時間に約20キロの速さで西北西へ進んでいる。今後も発達しながら西寄りへ進み、22日から23日にかけて非常に強い勢力で沖縄の南へ達する見込み。進路の西寄りへの偏りや勢力の上方修正に伴い、宮古島地方が暴風域に入る確率は66%(石垣島地方は79%)と前日発表の47%からさらに急上昇した。台風は21日(水)に再び「猛烈な勢力」へ発達した後、22日から23日にかけて沖縄の南へ達する見込み。最も接近する23日ごろには瞬間的に40メートルを超える暴風が吹き荒れ、大荒れや大しけとなる恐れがあり、気象台などは早めの安全対策を強く呼びかけている。
気象庁によると、台風30号の中心気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。一時期の猛烈な勢力からはわずかに弱まったものの、20日から21日にかけては中心気圧910ヘクトパスカルまでさらに発達し、ピークを迎える予想。宮古島地方では、台風の接近に伴い22日午後から徐々に風が強まり、23日未明から24日昼前にかけて警戒のピークを迎え、暴風域に巻き込まれる可能性が非常に高まっている。
先島諸島沿岸の海域ではすでにうねりが到達しており、21日には5メートル、22日には6メートル以上の大しけとなる見通し。風も21日から強まり始め、23日ごろには外出が危険なほどの暴風域に巻き込まれるおそれが高まっている。
気象台は海岸や海上のレジャー・作業に十分注意するとともに、風が強まる前の22日日中までに飛ばされやすいものの固定や、非常食の確認など台風対策を完了させるよう促している。
なお、今年の台風発生数はこの30号で30個に達した。10日ぶりの発生。年間30個到達は2013年以来13年ぶりで、統計開始以来史上4番目の早さ。1月から10月まで毎月台風が発生するのは1965年、2015年に次いで史上3回目となるという。



