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7日定例記者会見の嘉数市長

観光ビジョンを策定 市長発表 目指す姿「住む人も訪れる人も笑顔に」 持続可能な地域づくりへ協力呼び掛け

 宮古島市は観光振興が自然、文化、生活環境、産業などあらゆる分野と関連し持続可能な観光地域づくりを実現していくための「市観光ビジョン」を策定した。嘉数登市長が7日の定例会見で発表したもので、目指す姿として「住む人も訪れる人も笑顔になれる美(か)ぎ島(すま)宮古(みゃーく)」を掲げ、「このビジョンに基づき今年度、第3次振興基本計画を策定し施策に取り組んでいく。市民を始め事業者など関係機関の理解と協力を願いしたい」と呼び掛けた。同ビジョンは市のホームページで公表されている。
 発表にあたり嘉数市長は「2025年度の入域観光客数は過去最高の126万人を記録した一方で、環境負荷や人手不足などの課題が顕在化していることから持続可能な観光地域づくりに向けて宮古島が目指す観光の姿を明確化した宮古島市観光振興ビジョンを策定した。ビジョンは市民が考える観光のあるべき姿をまとめたもので観光の方向性、取り組みがビジョンに基づいているか常に立ち返える拠(よ)り所になることを目指している」と述べた。
 ビジョンでは、目指す姿を実現するための「5つの指針」を提示。具体的には、
 ①温故知新・未来につなぐ
 ②住民と観光客の共生
 ③地域主導による経済循環
 ④宮古島の自然・景観を守る
 ⑤文化と観光の循環をつくる
 ―を柱に据えた。
 このうち、「住民と観光客の共生」は、観光客が宮古島固有の背景や価値観を理解し尊重することや住民と観光客が積極的に交流する場、機会の創出。「地域主導による経済循環」では、観光消費が島内で循環し、住民の所得向上と地域経済の活性化に最大限貢献するなどが盛り込まれている。
 会見で誰に向けてのビジョンなのかの質問には「観光は裾野の広い産業、それを維持伸ばしていくためにも観光従事者、行政だけでなく市民にも携わっていただかないといけない。訪れる人、迎える人も共に関わってほしい」と述べ、全市民的な参画の重要性を説いた。
 

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