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第11管区海保 中国調査船がEEZ離脱を発表 尖閣周辺の領海内侵入も確認 175日連続で航行も

 第11管区海上保安本部は8日夕、石垣市の尖閣諸島・魚釣島西北西のわが国排他的経済水域(EEZ)内で海洋科学調査とみられる活動を行っていた中国の海洋調査船「向陽紅22」が、同日午後に同水域を離脱したと発表した。同本部は、特異な動向が認められなければ、本報をもって最終報としている。
 同本部の発表によると、向陽紅22は5日午前から8日までの間、魚釣島の西北西約35海里(約65キロメートル)のEEZ内において、舷側からパイプのようなものを海中へ延ばしている状況が確認されていた。
 これに対し、海上保安庁の巡視船が「わが国の同意を得ない海洋の科学的調査は認められない」として、無線などで活動の中止を要求し、監視を続けていた。
 その後、同調査船は北上し、8日午後2時32分ごろに地理的中間線を越えて北側へ航行したことが確認されたという。
 尖閣諸島周辺のEEZ内では、中国による中国海警局の艦船の航行が相次いでおり、巡視船が領海から出るよう警告し、進路規制を実施している。
 7日午後4時15分ごろから、尖閣諸島周辺の領海に中国海警局の艦船4隻が相次いで侵入。午後6時前後に順次、領海を出たが中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは4月28日以来で、今年9日目となった。
 8日にも「海警1306」「海警1401」「海警1303」「海警1304」のいずれも機関砲を搭載している4隻が領海外側の接続水域を含め、尖閣周辺で中国船が航行。同日で175日連続となっている。

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