ICTで地域課題解決へ 総務省、アドバイザー派遣受付開始 専門家が自治体等DX助言
総務省は27日、ICT(情報通信技術)やデータ活用を通じて地域課題の解決を目指す自治体等を支援する、2026年度「地域情報化アドバイザー派遣制度」の申請受付を開始した。専門的な知見を持つ有識者を「地域情報化アドバイザー」として派遣し、自治体DXや防災、観光など幅広い分野で助言を行うもので、派遣に係る謝金や旅費は原則として国が全額負担する狙い。受付期間は12月18日午後3時まで。ただし、予算上限に達し次第募集を終了する場合があるため、同省では早めの活用検討を呼びかけている。

同制度は、地域におけるICT利活用を促進し、活力ある地域づくりや中核人材の育成を図ることを目的として07年度から実施されている。26年度は、元自治体職員や大学教授、企業社員など219人の専門家をアドバイザーとして委嘱。地域DXの推進計画策定やスマートシティの推進、教育の情報化など、自治体や地域のニーズに合わせた柔軟な支援が可能となっている。
申請対象は地方公共団体のほか、自治体等の推薦を受けたNPOや大学、商工会議所、地場企業等も含まれる。
支援方法は、現地への直接派遣のほか、オンライン会議を組み合わせた形態も選択できる。1件の申請につき合計21時間以内の支援が可能で、1日最大7時間まで対応する。
申請方法の詳細は制度専用ホームページに掲載されている。
2026年度 地域情報化アドバイザー派遣制度 概要
申請期間:2026年4月27日(月) ~ 12月18日(金) 15:00(午後3時)
支援上限:1申請あたり合計21時間以内(1日最大7時間)
費用負担:原則として無料(旅費・謝金は総務省負担)
派遣分野:自治体DX、防災、観光、農業、教育、セキュリティ等
アドバイザー数:219人
アドバイザー派遣の手順
申請:地域の課題解決に向け、ICT活用の助言を求める団体が事務局へ申請。
審査:総務省にて申請内容を審査し、派遣の可否を決定。
派遣:決定したアドバイザーが現地訪問またはオンラインで支援を実施。
完了:実施報告書を提出。1年後にはフォローアップ調査を実施。
お問い合わせ先
一般財団法人 全国地域情報化推進協会(APPLIC)
TEL:03-6272-3493
MAIL:info@r-ict-advisor.jp



