那覇商業にサヨナラ勝ちし、校歌を歌う宮古ナイン =糸満市の西崎球場

宮古がサヨナラ勝ち 県高校野球春季大会 連合チームは惜敗

 【那覇支局】第71回県高校野球春季大会(主催・県高野連)第3日が23日、県内各地で行われた。糸満市の西崎球場では宮古が那覇商業と、宮古総合実業と宮古工業の連合チームは那覇国際とそれぞれ1回戦を戦った。宮古は3―2とサヨナラ勝ちし、2回戦進出を決めた一方で、連合チームは那覇国際に2―7と惜敗し、初戦で涙をのんだ。勝利した宮古は浦添商業と同球場で26日の第1試合(午前9時半開始予定)に激突する。
 ▽宮古は初回、立ち上がりが不安定な砂川結貴がピンチを迎え、1死一・三塁の場面で4番池原に犠飛で先制点を許した。宮古は六回に先頭の川満悠雅が四球で出塁し、犠打で二塁に進塁後、相手の適時失策で同点に追い付く。七回に相手に勝ち越しを許したが、その裏に宮古は川満の適時打で再度同点に追い付く。試合はタイブレークの延長十回に無死満塁で2番前川昊之介が四球を選び、サヨナラ勝ちした。先発した砂川投手は10回を投げ切り、相手の攻撃を2点に抑える好投が光った。
 ▽1回戦
那覇商業
 1000001000|2
 0000011001x|3
宮古
 (延長十回、十回からタイブレーク)
 (那)大浦、池原常誠―池原常煌
 (宮)砂川(結)―与那覇
 宮古の平良栄二監督 「久しぶりの実戦で序盤は苦しんだ。打順の巡り的にタイブレークになればうちに分があると思った。よく粘って、頑張った。ことしのチームは『徹底する』をモットーに戦っていく」
 川満悠雅主将「最少失点に抑えることができたのが勝ちにつながった。絶対に還ってくるとの気持ちを持って一生懸命走ったことで同点になった。サヨナラのホームを踏んだ時はうれしくて観戦に来ていた祖父母にガッツポーズした」
 好投の砂川投手「三回以降はキャッチャーとリードを相談し、腕を思いきり振って投げたことが良かった。1年生大会で負けた相手だったので、きょうは気持ちが入っていた。次戦は序盤から得点していきたい」
 ▽連合チームは初回から、ヒットや相手のエラーでチャンスを作り、4番新城の適時打で先制。相手の適時失策で1点を追加した。三回に連打からピンチを作ると5番宮城に同点打を浴びた。四回にも連打から相手に勝ち越し点を与え、八回にダメ押しの1点を奪われ、惜しくも敗れた。
 ▽1回戦
宮古総工
 200000000|2
 00240001×|7
那覇国際
 (宮)下地、新城、友利、池間―池間、洲鎌
 (那)禰覇―宮城
 ▽三塁打=儀間(那)
 ▽二塁打=宮城②、禰覇
 連合チームの新川将太監督「序盤はウチのペースで進んでいたが、追加点が取れない状況が続き、相手の逆転を許してしまった。きょうの悔いが残っている部分を夏にぶつけていきたい」
 平良涼空主将「相手に流れを渡さず、明るくプレーして流れを引き戻す自分たちの野球ができなかった。夏の大会までには打線を強化して打てるチームにしていきたい」

那覇国際に敗れ、スタンドに頭を下げる宮総実、宮工の連合チーム

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