新たな変異株3つ確認 新型コロナ

 【那覇支局】県は2日、5月1~17日(第3週)の感染者34検体、5月9~24日(第4週)の感染者85検体のゲノム解析結果を公表し、オミクロン株亜系統の「XBB・1・16」、「XBB・1・9・2」、「XBB・2・3」が初めて確認されたと発表した。
 「現在流行中の注目すべき変異株」の「XBB・1・16」が第3週では9検体(26・5%)、第4週では8検体(9・4%)が確認された。「現在流行中の監視下の変異株」の「XBB・1・9・2」が第3週で1検体(2・9%)、第4週で1検体(1・2%)、「XBB・2・3」が第4週で24検体(28・2%)確認された。
 県は今回確認された変異株は、全てオミクロン株由来の変異株であり、オミクロン株対応ワクチンの効果が期待できるとして早めの接種の検討を呼び掛けている。

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