大雨で冠水するサトウキビほ場 =平良高野

5月過去最高654ミリ観測

 宮古島地方は5月に入って平年を上回る長雨となっているが、26日までの総降水量が宮古島(平良下里)で654・5㍉に達し、これまで5月最高だった2011年の529・5㍉を上回り、11年ぶりに過去最高を更新した。通年でも月別で見ると4番目で、記録的な雨量を観測しそうだ。ちなみに年間1位は1985年8月の751㍉。

調整池から排水路に勢いよく流れる雨水=平良添道


 5月に宮古島で観測した日別雨量は、26日の112・5㍉が最高で、次いで20日の89・5㍉、11日の70・5㍉、24日の64・5㍉、5日の51㍉の順となっている。27日も午後4時までに25㍉を観測した。
 宮古島地方気象台は23日、長雨と日照不足に関する情報第1号を発表し、降水量が平年の約3倍、日照時間が平年の5割程度となっているとし、この状態が10日間ほど続く見込みとして農作物の管理などに注意するよう呼び掛けた。
 5月の日照時間は26日までに48・8時間となり、平年値の104時間、これまでで最低だった1979年5月の70・7時間を大きく下回る状況となっている。日照時間が最も長かったのは6日の9・9時間。日照がなかったのは26日間のうち8日間。
 26日の宮古島地方は梅雨前線が活発になり、大雨警報が発令された。各地の道路やサトウキビ、葉たばこ栽培の畑などで多くの冠水が確認された。27日にかけても水が溜まった状態が続き、畑地かんがい排水事業など公共工事で整備された排水路では水が勢いよく流れる様子も見られた。

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