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いずれの図解も公表資料から

宮古島にオスプレイ初展開へ来月下旬「レゾリュート・ドラゴン26」 共同災害訓練に陸自V-22投入

 陸上自衛隊は22日、島しょ防衛に向けた対処能力の引き上げを狙い、米海兵隊と合同で行う大規模な実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」を6月20日から30日までの日程で展開すると発表した。この中で、陸自の垂直離着陸輸送機「V-22オスプレイ」が宮古島に初めて展開されることが判明した。陸自オスプレイの宮古島への飛来および訓練への投入は今回が初めてとなり、地元の安全配慮や今後の運用の動向に大きな注目が集まる。沖縄防衛局は同日、宮古島市に対してこれらの計画を含む地元説明を行った。
 訓練は、日米の連携強化と共同対処能力の向上を図る目的で、大分、佐賀、熊本、鹿児島、沖縄の各県にまたがる自衛隊施設や公共インフラなどで一斉に実施される。2021年の初実施から今年度で6回目となる。
 宮古島においては6月25日から29日までの5日間にわたり、大規模災害を想定した日米共同の災害対処訓練が展開される計画だ。
 初展開となる陸自オスプレイ(V-22)は、陸自第15旅団や宮古島駐屯地業務隊など約30人の人員とともに米海兵隊約40人(第3衛生隊など、1機程度)が参加する見込み。訓練では、自衛隊航空機による人員・装備品の輸送として宮古空港を使用するほか、宮古空港と航空自衛隊宮古島分屯基地を日本側航空機の離発着拠点として使用する。


 具体的には、宮古島駐屯地内での患者治療から、オスプレイや米軍の大型輸送ヘリ(CH-53)など日米の航空機を用いて沖縄本島の普天間基地へと患者を後送する「共同衛生訓練」や、航空機による物資補給・輸送訓練の実施を予定しているという。


 防衛省によると、宮古空港から宮古島駐屯地への車両移動に際し、朝夕の通勤など交通量が多い時間帯を避けて夜間や早朝に数回に分けて実施するなど、市民生活や交通への影響を最小限に抑える対策を提示している。
 また、本期間前後の展開・撤収作業に関し、沖縄の「慰霊の日」である6月23日は作業を行わない方針を示している。しかし、これまで島内での運用実績がなかった陸自オスプレイが初めて公共インフラである宮古空港等へ展開・離発着することから、地域住民の間で懸念や議論が高まることも予想される。
 訓練に関する問い合わせは、沖縄防衛局(電話098-921-8181)まで。
 沖縄防衛局からの資料は宮古島市ホームページ内で公表されている。嘉数登市長もコメントを発表している。

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