コンテストに向けて旋盤の練習に取り組む波平さん =宮古工業高校機械工作実習室

宮古工業高校 ものづくりコンへ向け技術磨く

 6月に開催される第22回全国高校生ものづくりコンテスト沖縄県大会に県立宮古工業高校(知念俊一郎校長)から、旋盤作業部門に自動車機械システム科1年の波平拓真さん、電気工事部門に吉原玄都さん(電気情報科3年)が出場する。コンテストに向けて日々練習に取り取り組んでおり、授業で学んだ技術に磨きをかけている。
 27日、同校で公開練習が行われた。初出場の波平さんは「とても緊張している。練習は楽しいが1年生なので課題が難しい。大会では入賞できるように頑張りたい」と話した。旋盤部門では2つの鋼材から3つの課題を製作する。各工程の技術要素を満たし、図面の通り作るだけでなく完成を計算しながら0・01㍉単位で削っていく。旋盤部門は6月2、3日に八重山商工で行われる。
 吉原さんは2年連続の出場。電気工事部門は6月2日に美里工業で開催され、指定された配線工事などの競技課題が行われる。
 知念校長は「競技は大勢の前で行われるが、緊張することなく日頃の授業や練習の成果を発揮してほしい」と激励した。

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