前里さん(右)が制作する「あたらすくがに」が特別賞を受賞した =宮古テレビ

ケーブルテレビ九州コン 宮古TVが特別賞受賞

 宮古テレビ(上地克幸代表)が制作する「あたらすくがに」はこのほど、第18回ケーブルテレビ九州番組コンクールで特別賞を受賞した。番組を1人で制作する前里美穂さんは27日、同社で報道陣に受賞の喜びなどを語った。同社の番組が受賞するのは4年ぶり3度目になるという。

「あたらすくがに」の1シーン(提供写真)


 同コンクールはケーブルテレビの普及促進を図るため、地域に密着した優秀な自主制作番組を表彰している。バラエティ・情報番組部門24作品、ドキュメンタリー部門20作品の計44作の応募があり、各部門6作品ずつが受賞。「あたらすくがに」はバラエティ部門での受賞となった。
 番組名は方言で「大切な子、愛しい子」という意味で、子どもたちの好奇心やチャレンジ精神を応援する子ども番組。毎週日曜日の朝8時半から放送。方言で末っ子を意味する「なすきしゃ」と「がじゅまるさん」の2キャラクターの会話形式で番組を進行する。
 昨年8月の番組開始から制作に携わっている前里さんは「出演してくれた人たちが自分自身や郷土に誇りを持てるような番組を心掛けており、その思いが評価されたことを嬉しく思う」と受賞の喜びを語った。

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