4月30日宮古島市新型コロナ感染状況

新型コロナ 4月は月別最多1666人 30日は市51人

【那覇支局】県は30日、宮古島市で新たに51人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。4月の1カ月では1666人の感染が確認された。累計は5674人。1週間当たりの人口10万人当たりでは906・18人と7日連続で900人超え。多良間村は7日連続のゼロ。4月の1カ月では1人の感染が確認された。累計77人。県内では新たに867人の感染が確認された。4月の1カ月で3万8635人確認された。累計16万976人。

 市内患者は10歳未満から80代の男女。前週同曜日の人と比べると34人減少した。4日ぶりに前週の同曜日を下回った。推定感染経路は37人が明らかになっていない。年代別では10代の10人が最多で40代の9人、30代8人が続く。確認中は1人。職業別では小学生の9人が最多で無職の7人、公務員の5人が続く。確認中は6人。
 宮古島市では4月だけで1666人の感染が確認された。3月の411人の4・05倍の感染者数となり、月別で最多であった1月の1317人を上回り、最多を更新した。直近1週間の10万人当たりの感染者数でも7日連続で900人を超えるなど感染者数は高止まりしている。市では3回目のワクチン接種を進めており、22日時点で45・06%の住民が接種を終えている。多良間村では23日に1人の感染が確認された。村では3月、に30人が集団感染するクラスターが発生した影響で72人が感染していた。村では、5~11歳を対象にしたワクチン接種を22日から始めるなど感染対策を進めている。
 宮古地区の入院中2人、宮古病院2人(軽症2人)。病床使用率は3・0%。宿泊施設療養中22人、自宅療養中436人、入院調整中160人。
 県内患者は10歳未満から90代の男女。前週の同じ曜日を795人下回った。5日ぶりに前週を下回った。土曜日の1日あたり新規感染者数が1000人を下回るのは3月26日の879人以来、35日ぶり。県は大型連休の影響で検査数が少なったことから感染者数が減少したとしている。年代別では40代が最多。県基準の重症者は2人。

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