民生・児童委員の表彰及び委嘱状伝達で記念撮影する出席者 =市役所庁議室

民生・児童委員7人委嘱 厚労大臣表彰、感謝状も

 民生委員.児童委員への厚生労働大臣特別表彰及び感謝状と、厚労大臣及び県知事委嘱状の伝達式が14日、市役所庁議室で行われた。同日は受賞者5人のうち1人(代理)、委嘱を受ける7人のうち6人が出席し、座喜味一幸市長から賞状と委嘱状が手渡された。

 特別表彰は委員として職務に精励し功績が顕著な者で辞職まで20年以上の在職期間、感謝状は6年以上で任期満了及び委嘱を解かれた者が対象。今回は故東風平豊美さん(下崎.成川)、与那覇淳子さん(久貝)が表彰、西里涼子さん(腰原)、伊志嶺一二三さん(同)、砂川重信さん(来間)が感謝状を受けた。東風平さんの代理で従妹の川満千代美さんが出席した。

 民生.児童委員は地域から選ばれ、住民が安心して暮らせるよう見守りや相談活動を行うボランティア。同市の委員定数は124人(地区担当114人、主任児童委員10人)で、今回の委嘱で120人となり、充足率は96.8%に達した。

 伝達式で座喜味一幸市長は、表彰.感謝状について長年の功績による受賞を喜ぶとともに、「地域のコミュニケーションが落ち、最近はコロナで生活や健康など多様な課題がある。皆さんには地域の見守り隊として活躍され、明るい安心な街に力添えを」と述べ、協力を求めた。

 宮古島市民生委員.児童委員協議会長の下地節子さんは「委員は地域の見守り、声掛けが一番大事。難しく考えず、軽い気持ちで楽しみながら地域に声掛けし、相談受けた時には行政とのパイプ役になってほしい」と激励した。

 委嘱を受けた委員は次の通り。カッコ内は担当地区(敬称略)。

 平良第一=下地ゆかり(下崎.成川)▽同第二=砂川常世(腰原)平良マサエ(同)立津えい子(久貝)▽城辺=古堅恵美子(下南)▽下地上野=来間得良(来間)渡真利誠子(宮国)

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