防犯筆記具を大城教育長(右)に贈呈した仲宗根署長(中央)と前川会長 =7日、市役所会議室

新1年生へ防犯文具を贈呈 宮古島署と宮古防犯協会

 宮古島警察署(仲宗根宗信署長)と宮古島地区防犯協会(前川尚誼会長)は7日、市内小学校新入生約600人分の「いかのおすし」筆記具を市役所で大城裕子教育長に贈呈した。仲宗根署長は「この筆記具でいざというときに行動してもらえれば」と期待した。

 「いかのおすし」は「いかない、のらない、おおごえをだす、すぐにげる、しらせる」の頭文字をとった防犯標語で、防犯上有効な5行動を容易に思い出せるような言葉で子どもに身に着けさせる目的。
 贈呈した文具は鉛筆、消しゴム、定規など。各筆記具に「いかのおすし」が表記されており、仲宗根署長は「幼少期から防犯意識の向上が図れる。毎日目にし、手に取ることで、いざというとき行動してもらえるよう期待する」と述べた。
 また前川会長は「安全で安心なまちづくりを行い、子どもたちがすくすくと成長し島が豊かになってほしい」とコメントした。

関連記事一覧