新型コロナ 宮古島2日間で70人

【那覇支局】県は17日、宮古島市で新たに22人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。16日は48人の感染が確認されており、4日連続の2桁の感染者となった。2日間で70人。累計は2886人。県内では新たに530人の感染が確認された。累計6万7096人。3桁の感染者数は6日の981人以来、11日ぶり。16日は1226人の感染が確認され、2日間で1756人。

 市内患者は10歳未満から80代までの男女22人。前週の56人と比べると61%減となった。年齢別では40代の12人が最多で10代4人、30代、50代各3人が続いている。20代はゼロ。年齢は40代が最多になるなど、若年層から各年代への広がりがみられる。推定感染経路は17人が県内接触者との感染と判明しており、感染を追跡できるようになっている。職業別では会社員3人が最多で小学生、建設業、販売業の各2人が続いている。1週間当たりの人口10万人当たりでは765.22人となり、3日連続の3桁となった。
 市の入院中27人は宮古病院23人(中等症8人、軽症15人)、民間病院4人(軽症4人)。宿泊施設療養中13人、自宅療養中368人、入院調整中173人となっている。
 県内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週10日と比べ減少し、2日連続で前週を下回った。県基準で初めて重症者が1人確認された。
 県の糸数公医療技監は「月曜は元々感染者数が少ない傾向がある。今後の動きに注視していきたい」と話した。
 県内の17日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は650.86人。県の警戒レベル判断指標ではレベル4(非常事態)。病床使用率(53.7%)はレベル3(感染まん延期)の50%を超え、重症者用病床使用率(39.0%)はレベル2。

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