医療従事者など生活を支える人々に感謝を込めライトアップされたシーサー滑り台を訪れた人々=カママ嶺公園

カママ嶺シーサーライトアップ 医療従事者にエール

 宮古青年会議所(具志堅貴昭理事長)は14日、カママ嶺公園のシーサー滑り台をライトアップした。点灯は午後7時から午後9時までの2時間。コロナ禍で医療関係者や販売店員など生活に不可欠な仕事に従事する人々に感謝を込め、1日も早い感染拡大の終息を願うもの。親子連れや友達同士など聞きつけた市民が訪れ、青白い光を笑顔で楽しんでいた。

 ライトアップされた滑り台には子どもたちのはしゃぐ声が響き、大人たちもマスク姿で微笑ましく見ていた。具志堅理事長は「こんなに喜んでもらえると思わなかった。目的は医療従事者などに感謝を届けることだが、楽しそうな笑顔も収穫の一つ。やってよかった」と話した。コロナ禍については「時代が変わる瞬間。しっかり向き合いながら工夫して事業を起こしていきたい」と語った。
 2人の子どもを連れ訪れた保育士の下里歩さん(30)は「坂を上ってくる時、月と一緒にシーサーの光が夜空を照らすのが見え、とてもきれいだった。医療従事者などに感謝を込めたライトと聞き感動している」と話した。

関連記事一覧