タイヤの跡が残り、土がえぐれた広場の芝生=高野漁港緑地広場(市水産課提供)

高野漁港広場 芝生に車両乗り入れ跡

 8日、高野漁港緑地広場で芝生への車両の乗り入れや禁止されているバーベキューを行ったと思われる跡が見つかった。この広場は市街地から近く市民の利用が多い広場で、管理する宮古島市水産課は「ルールを守って大事に使ってほしい」と呼びかけている。

 車両の乗り入れ跡があったのは広場東側の東屋のある芝生。同日にはシルバー人材センターが芝生を刈って清掃したが、円を描くようなタイヤ痕が残り、所々の土がえぐれていた。東屋周辺にはバーベキューで使ったと見られる木炭も散乱していた。同広場は市内での新型コロナウイルス感染急拡大を受けて7日まで使用が禁止されていた。
 同広場は市街地から近くトイレやシャワー、遊具が設置され、近くにビーチもあるため市民から使用の申し込みが多いという。同課は「バーベキューや車両の乗り入れはやめてほしい。こうした使い方をされると悲しくなる。みんなが使う広場なので、きれいに大事に使ってほしい」と呼びかけた。

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