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高市早苗政権が内閣改造を実施 「不倫大臣の交代」より大きな変化は

高市早苗首相が17日、内閣改造人事を行った。首相含む閣僚19人中10人が交代し、7人が初入閣を果たした。また、日本維新の会から初めて閣僚を起用している。

前内閣から半数以上が交代したが、政権の骨格となる重要ポストの多くは留任した。木原稔官房長官や茂木敏充外相、片山さつき財務相、小泉進次郎防衛相らは、引き続き同じ役職を務める。

日本維新の会から初入閣の報道 なぜ中司宏氏に白羽の矢が立ったのか

動向が注目されていた林芳正総務相は退任し、藤井比早之元外務副大臣が起用された。同日に退任会見を開いた林氏に、来年の総裁選への立候補について問われると、「差し控えたい」と答え、今後の活動を明かさなかった。高市首相も、林氏の交代理由を聞かれると「来年の総裁選とは一切関係ない」と述べた。2026年3月に週刊文春(文藝春秋)が不倫を報じた松本洋平文科相も退任し、関芳弘衆院議員が起用された。

復興大臣には細野豪志氏が就任。細野氏は2021年に自民党へ入党。民主党政権で原子力防災大臣や原子力行政大臣などを歴任したことから、今回の人事は適任との評価がある。一方で、自民党へくら替えし、5年未満で大臣に就任したことで、ポストを望む自民党内のベテラン議員たちの不満を招く可能性がある。

最も大きな変化は、維新所属議員の入閣だった。高市首相が起用したのは、中司宏幹事長。内閣府特命担当相で規制改革などを担当する。中司氏は元産経新聞の記者で、大阪府議や枚方市長などを経て2021年の衆院選で初当選。2025年8月には幹事長に就任した。地方行政や国政、党運営の経験が評価されたとみられている。

これまで、維新は閣僚を出さない「閣外協力」の方針を示していたが、「閣内協力」とすることで正式に合意。16日には首相官邸で高市首相と維新の吉村洋文代表が会談。秋の臨時国会で、食料品の消費税減税に関連する法案の成立を目指すことなどで一致した。

同日、自民党の役員人事が行われた。麻生太郎副総裁や鈴木俊一幹事長らが続投する一方で、林氏と同じく高市首相と距離があるとされた石井準一参院幹事長は再任されず、青木一彦参院議院運営委員長に交代した。

17日の会見では「実行力を重視した人選」と語った高市首相。維新を含む新体制で、掲げている政策をどこまで実現できるのかが、今後の焦点になりそうだ。

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