私立恵比寿中学がジャケット写真を差し替え「気にしなくていい」との意見も
アイドルグループの私立恵比寿中学が、公式サイトで新曲のジャケット写真の差し替えを発表。理由を「誤解を招く可能性のある表現となっていた」としているが、SNSでは「気にしなくていい」といった声が多く寄せられている。
私立恵比寿中学は、16日に公式サイトや公式X(旧Twitter)を更新。新曲の「えびチリ、はじめました」のジャケット写真について「一部誤解を招く可能性のある表現となっていた」として、差し替えたことを報告した。差し替え前の写真には、2膳の箸でエビチリをつかんでハート型を作る様子が収められていた。
詳しい理由は明かしていないが、この様子が「箸渡し」に見えるからではないかと指摘されている。「箸渡し」は火葬場で行われる儀式で、火葬後の遺骨を箸を用いて受け渡す行為を指す。そのため、日本ではマナー違反とされている。
ただ、SNSには「気にしなくていい」「言われるまで気づかなかった」といった声が多く寄せられており、差し替えるほどの問題だと考えていない人が多いようだ。ただ、一部には「配慮が必要」といったコメントも見られることから、大きな炎上を恐れて早めに対応した可能性がある。
ジャケット写真が物議を醸した例は、海外に多く存在する。米ロックバンドのガンズ・アンド・ローゼズが1987年にリリースした「Appetite For Destruction」には、女性がロボットに性的暴行を受けているような姿が描かれており、批判を浴びた。
米ロックバンドのニルヴァーナが1991年にリリースしたアルバム「Nevermind」も、当時新生児だった男性が、全裸で撮影した写真をジャケットに使用したのは性的虐待だとして提訴するなど、年数が経過してから問題化する例がある。
物議を醸すデザインを作ってしまう背景には何があるのか。見た目のインパクトを優先した結果や、あえて批判を浴びるデザインにする炎上商法など、さまざまなものが挙げられる。今回の騒動が何に当てはまるかは不明であるが、海外の事例と比較すれば、それほど大きな問題ではないように思われる。
誰もがSNSを利用し、ささいなことでも炎上してしまう時代となった。炎上商法ではない場合は、より細かな部分に配慮が必要なようだ。


