東京北区の学校火災で改めて見直される「梅雨時の火災」湿度管理に注意
東京都北区の滝野川第三小学校の火事が大きな話題になっている。
これは19日に同小学校にて校舎4階の音楽準備室から火災が発生。当日は平日だったこともあり児童ら11人が重軽傷を負った。
火事が発生した原因については、現在に至るまで不明であったが報道等によると、当小学校に勤める40代の女性教員が火元である音楽準備室で「洗濯物を乾かしていた」との趣旨の説明をしていたことが24日までに判明している。
火災現場には電気ストーブと複数のサーキュレーター、電源タップ、ハンガーやタオルなどがあったことから、この女性教員が洗濯物を教室内で乾かしていたことによる失火と見られている。
ネットでは失火を起こしてしまった女性教員に対し非難の声が相次いでいる一方で、電気ストーブを使った火災事故の危険性について改めて注目を集めているようだ。
現在、日本列島は梅雨入りしており、洗濯物が乾きにくい季節となっている。気温も低くなることも多いため、部屋干しする際にはストーブなどを使い温度を上げることがある。
特に電気ストーブは一気に高温になることも多く火事の原因にもなりやすい。
また、統計的にも梅雨の時期は火災が発生する傾向があるようだ。特にプラグにたまったほこりが湿気を含むことで発火する「トラッキング現象」は梅雨に多い発火事故とされており「梅雨こそ火事に注意する」必要があるという。
現在、火事のあった滝野川第三小学校は一部施設が使えず、近隣の学校へ分散登校させる方針が明らかになっている。
梅雨本番の今、学校火災事件は我々に火災の恐怖を改めて教えてくれたのかもしれない。


