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「投票所への送迎いたします」共産党議員の過去の告知にも注目 簗氏のバス問題が波及

14日、自民党の簗和生氏が農林水産大臣を辞任したことが明らかになった。「予算カット」発言が波紋を広げている中、シャトルバス問題がダメ押しとなったイメージがあるが、SNS上では現在、共産党の候補者も選挙期間中に有権者の送迎を呼びかけていたとして、物議を醸している。

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2月の衆院選で自身を支援しなかった自治体の道路予算を「大幅にカットした」と発言していたことが問題視されていた簗氏。その後、衆院選時に簗氏側がシャトルバスを手配し、支持者を無料で送迎していたことが週刊誌に報じられた。

候補者や陣営が有権者を無料で投票所まで送迎する行為は、公職選挙法上、買収・利益供与(第221条)に該当する可能性が高いとされており、たとえば埼玉県の公式ホームページ上でも、選挙制度を説明するページに「買収罪に該当する行為の例」として、「候補者の個人演説会に参加してもらうためにバスをチャーターして有権者を会場まで送る」が挙げられている。

しかしネット上では、簗氏のバスチャーター問題が取り沙汰されたのをきっかけに、「野党候補も有権者を送迎していたのではないか」という指摘が上がっている。

たとえば現在、戸田市議会議員を務めている共産党の武藤葉子氏は2021年1月27日に自身のホームページ上で発行した「むとう葉子後援会ニュースNo.53」の中で、「投票所への送迎いたします ご連絡ください」と、同市市議会議員選挙の送迎を行うことをアナウンスしている。

また、同じく共産党であきる野市議会議員の田端あずみ氏も同年6月12日、同市市議会議員選挙の投開票日前日に自身のX(旧Twitter)で「もしも投票所まで一人で行けないなどの場合は」「たばた事務所までご連絡ください。送迎など対応します!」とポスト。

選挙管理委員会など公的機関が投票機会確保のために行う移動支援は問題とはなりえないものの、候補者本人や陣営が実際に呼びかけていた通りに送迎を行っている場合、簗氏のケースと類似性が高いとみなされる可能性がある。

「選挙の際に候補者陣営が有権者を送迎してくれる」というケースはうわさレベルではよく聞かれていたこと。簗氏の問題でグレーゾーンだったものが一気に注目を集めてしまうこととなったため、大々的な調査の必要性を訴える声も寄せられている。

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