玉川徹がホームレス侮辱発言で生謝罪 過去には懲戒処分もテレ朝が起用を続ける理由
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が22日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、ホームレスに対する自身の見解について謝罪した。玉川氏はこれまでも同番組で複数回不適切な発言を行い、謝罪している。
クシュナー氏に「ユダヤ人ですよね?」玉川徹 「モーニングショー」生放送で謝罪なしが波紋
今回、番組では「秋の抜け毛から薄毛へ進行してしまう危険なサイン」を特集。そのなかで、玉川氏は薄毛に悩む男性は「いいから、病院行け」との私見を述べた。さらにホームレスを引き合いに出し、「あんだけ汚い生活してて、フサフサな人いるじゃないですか」と持論を展開した。
だが、番組終盤、玉川氏は「先ほど私の発言でホームレスの方々に対して大変、不適切な表現がありました。反省しております。深くおわび申し上げます」と頭を下げ、謝罪した。
玉川氏といえば今年4月、同番組内でイランとの協議に出席するとみられる米側の顔ぶれを紹介した際に、トランプ大統領の娘婿で米和平特使のクシュナー氏について「トランプ家の代表として入っているっていうことですか。そういうふうにしか見えない。ましてやユダヤ人ですよね。イランとの協議に関しては、むしろいない方がいい」などと発言した。
これに対し、コーヘン駐日イスラエル大使が「ユダヤ人であるという理由で外交交渉から排除されるべきだと示唆した懸念すべき発言」などとして、同局に書簡を送付。同局は、放送5日後に番組公式サイトで発言について謝罪文を掲載し、同月の定例会見では同局の西新社長が「不快に思われた皆さまにおわびしたい」と改めて謝罪した。
また、2022年9月には、安倍晋三元首相の国葬において菅義偉元首相の弔辞に大手広告代理店電通が関与しているなど、事実無根の発言をして出勤停止10日間の懲戒処分となった。
歯に衣着せぬ発言で視聴者の賛否両論を巻き起こしてきた論客だが、この懲戒処分は身にこたえたのか、「これからは現場に足を運び事実確認をして、報告する、その基本にもう一度立ち返るべき」と反省の弁を述べ、これまでのコメンテーターを退き「今後は現場取材で報告」と番組内で表明した。
玉川氏は2015年10月から同番組でのレギュラーコメンテーターを務め、2023年7月の定年退職後も出演を続けている。だが、同局はなぜ、玉川氏を起用し続けるのかという疑問が湧いてくる。理由は明確ではないが、一部では玉川氏の発言は話題性があり、視聴者からの支持が高く、番組の視聴率に大きく貢献しているともいわれている。
発言に対する世の中の空気がシビアになってきた昨今、玉川氏のような人材はある意味、貴重なのかもしれない。






