京都国際から高校最長タイ8年連続ドラフト指名、中日5位の147キロ左腕・西田櫂吏の高いスキルと人間性を小中学校時代の恩師が証言
プロ野球ドラフト会議が22日、東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた。
身長195センチの大型右腕・菰田陽生投手(山梨学院高)は日本ハム1位、大学ナンバーワンの呼び声高い鈴木泰成投手(青学大)はソフトバンク1位、強肩強打の渡部海捕手(青学大)は楽天1位、全日本大学選手権優勝に導いた左腕・米沢友翔投手(関大)はロッテ1位など、注目選手が上位で指名を受けた。
また、アメリカ挑戦を表明していた織田翔希投手(横浜高)は巨人が1位指名した。阪神が榊原七斗外野手(明大)を指名したことで、同大は17年連続ドラフト指名の最長記録を更新した。
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京都国際高の最速147キロ左腕・西田櫂吏投手は中日5位。これで同校は2019年から8年連続でドラフト指名を受けたことになり、花咲徳栄高(埼玉)と並んで高校では最長タイ記録となった。
そんな西田を小学2年から中学3年まで8年間、指導した兵庫県西宮市の野球専門校・関メディベースボール学院の井戸伸年総監督が当時を振り返った。
「中学時代は体が細かったので4番手投手だったのですが、球質がすごく良かったんです。ストレートもそうですが、カーブ、スライダーが特に良かった。当時からプロに行くだろうなと思っていました」
井戸氏が京都国際高進学を勧めたのもプロへの近道と考えたからだ。2024年夏の甲子園優勝投手となった中崎琉生(現国学院大)も関メディ中等部から京都国際へ進学するなど太いパイプもあり、結果的には同校への進学が正解だったと言えるだろう。
「前向きで、素直で、周囲に良い影響を与えてくれる選手」
西田は小学生時代に宝塚リトルに入る前から、関メディの個別スクールで指導を受け、関メディ中等部時代はポニーリーグ日本代表の一員として、アメリカで行われたU-14ワールドシリーズ優勝に貢献。京都国際高に進学後は、ウエートトレーニングの成果もあって球速が最速147キロまでアップした。
チームが甲子園に出場した2年夏はケガでベンチ外となり、3年夏は京都大会で敗れて甲子園のマウンドに立つことはできなかったものの、スカウト陣の高い評価は不動だった。
また、井戸氏が声を大にするのが、選手としてのスキル以上に人間性だ。
「性格が良いんです。自分のことだけじゃなく、他人のことでも喜べる。前向きで、素直で、周囲に良い影響を与えてくれる選手です」
関メディ中等部からは2024年の今朝丸裕喜投手(阪神2位)、2025年の島原大河捕手(楽天育成5位)に続いて3年連続のドラフト指名。井戸氏は「これまで学んできたことを忘れず、プロに入ってさらに大きく飛躍してほしい」と期待している。
文/請川公一 内外タイムス






