「性接待」発言で炎上の中野信子、インスタで謝罪も再炎上した理由
脳科学者の中野信子氏が19日にインスタグラムを更新し、15日放送の日本テレビ系「ニュースto」での自身のコメントについて「趣旨とは異なる形で受け取られる発言」となったことを謝罪した。
15日放送の番組では、前日に農林水産大臣を辞任した簗和生氏の騒動を取り上げており、高市早苗首相の組閣についても触れられていた。その中で中野氏は「ちょっと私が気になっているのは、高市総理は時々、お友だちが少ないっていうことを言われると思うんですけど、これで、もし高市さんが女性でなかったら、っていうことをよく考えるんですけど」と切り出した。
そのうえで、「政治の場では夜のネットワークというか、そういう場でネットワーキングをして、こういう人がいる、ああいう人がいるっていうのをリクルートしていくみたいなところがあると思うんですけども、女性はそのプラットフォームを使えないんです。ほぼ性接待みたいなところがあるから」と発言した。
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これに対し、すぐにMCの黒木千晶アナウンサーが「そういうことはないと思います」と指摘。中野氏は「ないとは思うけど、ないとは思うけどね」と続けようとしたが、出演者でジャーナリストの峯村健司氏が「そこは性差関係ないと思うんですけど」とこれ以上の発言を制止した。
遅れた謝罪と責任転嫁ともとれる釈明
中野氏の発言が大きな波紋を広げるなか、同氏は4日後の19日に自身のインスタグラム上で「10月15日放送『ニュースto』における私の発言について、ご説明とお詫(わ)びを申し上げます」とコメント。発言の趣旨については「夜の会食を通じた接待の場が、事実上ビジネス上の人脈づくりの場として機能している一方、女性はそこに参加しにくく、結果として仕事上のネットワークから外れやすいという構造の問題」だったと説明した。
一方で「限られた放送時間の中で私の説明が不十分だったため、本来お伝えしたかった趣旨とは異なる形で受け取られる発言となってしまいました」と釈明した上で「公共の電波で真意を正確に伝える責任は、発言者である私にあります。ご覧くださった皆さま、不快な思いをされた皆さまに、ご心配とご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
これに対しネット上には「詫びつつも受け手側のせいにするとは、あまりに往生際が悪すぎ」「受け手にこそ問題があったとでも言いたげな責任転嫁をするくらいならば最初から謝罪なんてしない方がいい」「週末をはさんで一生懸命考えた答えがコレとはお粗末」といった批判的な声があふれている。
問題が再炎上した理由として、そもそも中野氏の発言直後からSNS上で火がつき、当日夕方のネットニュースでも取り上げられたこと。それに対して本人のコメント発表が遅くなったことが大きな理由のひとつだと思われる。
また、中野氏の釈明では「夜の接待の場が人脈づくりの場になっているが、女性は参加しにくいこと」という説明のみ。その根拠も提示されなかったうえ、黒木アナらにも否定された「ほぼ性接待」発言そのものについては触れられていなかった。
さらに「本来お伝えしたかった趣旨とは異なる形で受け取られる発言となってしまいました」と、あたかも誤解した受け手にも責任があるような書き方をしたことも再炎上を誘発する要因となった。
不手際が起こった際、謝罪が結果として火に油を注ぐ形になることは往々にしてあるが、今回のようにすぐ謝罪せず、また問題の責任がまるで「受け手」側にもあったようなメッセージを与えてしまったことで、より多くの人に不快感を与えることになってしまった。






