「日本一安全な島目指す」 秋の交通安全運動が開幕 市民・関係者が決意集結 歩行者保護や飲酒根絶へ
2026年秋の全国交通安全運動宮古地区出発式(宮古島市交通安全推進協議会主催)が16日、市保健センター多目的ホールで行われた。市や警察、交通安全関係団体などが参加し、歩行者の安全確保や飲酒運転の根絶などに向けた取り組みの強化を確認するとともに交通事故の防止、交通安全意識の更なる向上へ決意を新たにした。
今年の秋の全国交通安全運動は「それいいね 夜道にきらり 反射材」をスローガンに21日から30日までの10日間にわたり展開される。
式では始めに、全員が交通事故犠牲者に対する黙とうをささげた。主催者を代表して嘉数登市長は「観光シーズンの終盤と言われるが依然として多くのレンタカーなどが往来している。(そのなか)市民や訪れる方々が安心して過ごすためには一人ひとりの交通安全意識の向上が不可欠」と強調。その上で「思いやりとゆとりを持ち、ルールを守った行動を心がけてほしい」と述べ、歩行者や自転車への注意、夕暮れ時や夜間のライト早期点灯、飲酒運転の根絶を呼びかけた。
宮古島警察署の砂邊健仁署長は「8月末時点の人身事故発生数は61件で前年同期と同数で推移しているものの、8月下旬には軽自動車の転倒による死亡事故が発生したほか、高齢者の重傷事故も発生している。悪質・危険な飲酒運転は8月末時点で47件を検挙しており、残念ながら飲酒運転の危険性や犯罪性の認識に乏しいドライバーが一定数存在していることが伺える」と現状を説明した。
飲酒運転が重大な交通人身事故であることを強調し、『飲酒運転をしない・させない・許さない』の徹底と警戒感を募らせた。
交通安全宣言は宮古島地区交通安全協会の石原雄会長が読み上げた。
▽歩行者の安全確保と反射材用品の着用促進
▽夕暮れ時の早めのライト点灯、飲酒運転・「ながらスマホ」の根絶
▽自転車・特定小型原動機付自転車のルール遵守徹底
――と声を上げ、「日本一交通安全な島・宮古島を目指そう」と呼びかけた。
最後には、てぃだの子保育園とキッズハウスたんぽぽ保育園の園児によるアトラクションが花を添え、会場からは温かい拍手が送られた。
式後は市保健センター前から宮古島警察署のパトカーや宮古島市交通安全推進協議会、宮古地区タクシー事業協同組合などが順に車両パレードへ出発。参加者らが交通安全を願い、手を振って見送った。



