野球部の不祥事で注目を集める龍谷大学「全寮制廃止」は歴史的にも重い処置
27日、龍谷大学は記者会見を開き、同校の硬式野球部の活動停止および部内で複数回の暴力行為および不適切行為があったことを発表した。
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会見によると、同校の硬式野球部は2025年に当時2年生の野球部員が1年生に殴る蹴るの暴行を行ったほか、他の部員に関しても見逃せない暴力行為が認められたという。
また、同野球部の学生寮では盗難事件のほか、遊びに行った滋賀県内の河川にて一部の学生が排せつ行為を行いその模様を動画撮影するなどの行為が確認されたという。
一連の不適切行為により、龍谷大学は7月28日から8月27日まで1カ月の活動停止のほか、硬式野球部の全寮制廃止を決定した。
この対応に対しネットでは「処分が軽すぎる」「根本的な解決になっていない」という声がある一方で硬式野球部「全寮制廃止」という処分に関しては驚きの声も多く上がっていた。
龍谷大学の硬式野球部は、創設110年を超え、関西六大学野球で29回優勝している大学野球の名門でありプロで活躍する野球選手も多数輩出している。
そのため硬式野球部には毎年入部希望者が絶えず、新入生の入部には技術面および人物面を審査するトライアウトを実施。また、入部後は練習時間を確保するため全寮制が絶対になるなど、エリート教育が施されてきた。
大学野球においての全寮制は以前より数は減っているが、そもそもの龍谷大学のルーツは1639年に西本願寺に設けられた僧侶の教育機関「学寮」であり、共同生活を経て育まれる人間的成長を見据えた教育を行っている。
そのため、今回の硬式野球部の「全寮制廃止」は龍谷大学の教育根幹にも関わる出来事でもあり、大学側も「重大な事案」として処置を行ったと考えられる。
今こそ、龍谷大学は自身の歴史やルーツを見直すべきではないだろうか。






