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熱中症トラブルが続く野球界 高校野球では今大会から新たな対策も

今年も厳しい暑さが日本を襲っている。23日には、全国7地点で気温40度以上の酷暑日を記録した。災害レベルの暑さが続く中、野球界でトラブルが続出している。

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高校野球では、奈良大会で20日に開催された奈良大付と智弁学園の試合中、智弁学園側ベンチに直射日光が当たり続け、選手に体調不良などが相次いだ。三重大会では、23日に開催される予定だった準々決勝2試合の試合時間を、当日になって変更。三重県高野連は、試合時間変更の理由を「気温が非常に高く、熱中症の危険性が高いことが予想されるため」と説明した。

プロ野球でも、暑さによる影響が続出している。21日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われた阪神タイガースと横浜DeNAベイスターズで、横浜の伊勢大夢投手が緊急降板。試合後、熱中症であったことが判明した。

また、22日にロッテ浦和球場(埼玉県さいたま市)で開催された千葉ロッテマリーンズとオリックス・バファローズの試合(ファーム)では、ロッテの和田康士朗外野手が熱中症の症状を訴え、救急搬送された。同じくロッテの宮崎竜成内野手も体調不良を訴えた。その後試合は中断となったが、試合続行が困難と判断され、最終的には前代未聞の猛暑ノーゲームとなった。

SNSには暑い中で試合を開催することに対して疑問の声が多数寄せられている。とくに高校野球について「屋内にすべき」「開催時期を変更する必要がある」など、新たな対策を求める意見が続出している。

日本高等学校野球連盟とともに甲子園を主催している朝日新聞社は24日、同社のコーポレートサイトで熱中症対策について公開。来月5日に開幕する第108回大会では、2部制の時間帯での開催を計10日に拡大する。1日4試合を行う場合は、第1試合終了後に観客の入れ替えを行い、13時半から3試合を行う。開会式については、昨年同様、夕方に開催する。

しかし、今年も暑さをめぐるトラブルが相次いでおり、十分とはいえない。屋内開催や開催時期の変更には課題も多く、実現は難しいのが現状だ。選手の健康守るためにも、さらなる対策を講じていく必要がある。

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