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男性検事が捜査対象の女性と不適切な交際 不祥事続く検察に揺らぐ信頼

東京地検特捜部に所属していた男性検事が、捜査対象となっていた女性と不適切な交際をしていた疑いがあることが8日に判明した。男性検事は懲戒処分となる方向で調整が進んでいるが、SNSなどでは「懲戒処分ではなく逮捕」など厳しい声が寄せられ、収まる気配が見えない。

報道によると、男性検事は2023~24年に特捜部が捜査した事件で、容疑者となった女性の取り調べを担当。捜査終了後に女性と交際を開始し、性的な関係を持っていたという。

特捜部が別捜査のために公費で利用したホテルに呼び寄せるなどの行為もあったことから、SNSなどには批判が殺到。検事という権力のある立場を利用していたこともあり「懲戒処分ではなく逮捕すべき」といったコメントが数多く寄せられている。

検察による不祥事は、過去にも発生している。2010年、大阪地検特捜部検事による捜査資料改ざん事件が発生。元主任検事がフロッピーディスクのデータを意図的に改ざんした。特捜部長(当時)はそれを知りながら、同僚検事らに口止めしたうえで、過失と説明するよう指示していた。

2018年には、大阪地検の元検事正が部下の女性検事に対して性的暴行を加える事件が発生。事件後、被害女性に「検事総長が辞職しないといけなくなる」「公になれば自死するしかない」といった内容の書面を送っていたことが明らかになった。元検事正の男は、2024年に準強制性交等罪で逮捕・起訴された。

検察による不祥事が発生してしまう背景には、強大な権力や閉鎖性などが指摘されている。検察は捜査権や公訴権など、強い権力を持っている。それが時に過酷な取り調べなどを引き起こし、人権侵害へとつながったケースもある。また、権力の強さゆえに閉鎖性も高くなっており、2010年の事件のような身内の不祥事の隠ぺいを招いている。

罪を犯したと疑われる人間を裁判にかける側の検察。今回の事件により、検察への信頼は大きく揺らいでいる。処分についても甘さが指摘されており、信頼回復はまだ先となりそうだ。

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