• HOME
  • 記事
  • 産業・経済
  • 4月空路比率伸びも5月海路は急減 入域観光客数 客数6割でも消費額目標超え、質的向上に手応え

4月空路比率伸びも5月海路は急減 入域観光客数 客数6割でも消費額目標超え、質的向上に手応え

 宮古島観光協会(西里長冶会長)は、15日の定例記者会見で2026年度4月、5月の入域観光客数を発表した。それによると4月は9万9000人で、18年度の過去最高時と同数だが空路の比率が1・8倍に大幅に伸びたとのこと。5月は8万9000人で外的影響によりクルーズ船など海路が急減したものの好調な空路が全体を下支える形となった。また、最新の観光客の平均泊数や観光客1人あたりの総消費額がいずれも上昇傾向にあり、同協会は「質的向上」の戦略が大きな成果をもたらしていると分析した。
 4月の入域観光客の内訳は、空路が8万8000人、海路は1万2000人。5月の空路は8万9000人に対し、海路はクルーズ船の寄港が減るなどの外的影響により200人へと急減した
 観光客の平均滞在日数は伸び続けており、平均泊数は18年度の2・33泊、23年度の2・60泊、24年度は2・71泊に到達。観光客1人あたりの観光総消費額も、18年度が6万3147円、23年度が9万1000円、24年度が9万9155円へと増加しており、島内での消費活動の活発化が顕著となっている。
 会見では、第二次宮古島市観光振興基本計画との対比も説明された。28年度の最終目標である「年間入域観光客数200万人」に対し、25年度は126万3000人で達成率は63%にとどまった。
 一方で、計画目標で掲げる観光消費額の「年間949億円」に対して24年度の実績は1072億9600万円に達した。これについて同協会は「客数が計画の6割台にもかかわらず、消費総額が目標を超えたことは『質的向上』の戦略が爆発的な成果をもたらした」と分析した。

関連記事一覧