台風9号、宮古直撃の恐れ 10日に暴風警報の可能性濃厚 最大瞬間70メートル、早めの対策を
大型で猛烈な勢力の台風9号は6日現在、マリアナ諸島付近にあって西北西に進んでおり、今週末にかけて宮古島地方へ直撃および最接近する可能性が極めて高くなっている。沖縄気象台の発表によると、宮古島地方には10日に暴風警報が発表される可能性が濃厚とのこと。台風は中心付近の最大瞬間風速が70メートルに達する非常に強い勢力を維持したまま通過するとみられ、甚大な被害が出る恐れがあるとして、気象台や市などは住民らに対して早期の厳重な警戒と台風対策を呼び掛けている。

気象庁が7日午前0時45分に発表した実況によると、マリアナ諸島付近にあって時速30キロの速さで西北西に進んでいる。中心気圧は910ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は80メートル。台風は今後、発達に適した海域を進むためさらに発達し、8日には中心気圧905ヘクトパスカル、最大瞬間風速85メートルという猛烈なピークに達する見通し。その後、進路をやや北寄りに変え、10日ごろには中心気圧920ヘクトパスカル、最大瞬間風速70メートルの非常に強い勢力を保ったまま宮古島など先島諸島近海へ進むとみられる。
気象庁が発表した5日先までに暴風域に入る確率は、宮古島地方で91%、石垣島地方で97%に達しており、予報の確実性は最も高い「A」ランクとなっている。
宮古島地方への影響としては、9日ごろに台風から送られる顕著なうねりによって海が急激に大しけとなり、波浪注意報等の発表前であっても、リーフ(サンゴ礁)の浅瀬などでの急な高波に警戒が必要となる。10日から11日にかけては暴風、大雨、高潮を伴って大荒れとなり、直撃する恐れがある。
10日朝以降に発表が予想される暴風警報時の最大瞬間風速70メートルは、建物が倒壊したり鉄骨が変形したりするレベルの猛烈な風。さらに警報級の大雨や、進路によっては警報級の高潮が重なるリスクもある。10日になってからでは屋外での行動は命の危険を伴うため、気象関係住民らは8日から9日の明るい時間帯のうちに、数日間の停電・断水に耐えられる飲料水や食料、モバイルバッテリーの確保、ベランダ等の片付け、窓ガラスの補強など、万全の備えを終わらせるよう強く求めている。
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