5月旅客輸送は58万2千人 JAL・JTAグループ、前年比3・3%増 宮古関連、羽田線利用率が95・8%と絶好調
JAL・JTAグループは24日、2026年5月の沖縄関連路線における旅客・貨物の輸送実績(速報値)を発表した。それによると、定期および不定期路線を合わせた国内全路線の旅客数は前年同月比3・3%増の58万2725人となり、好調な伸びを記録した。県内線では利用率が大幅に向上しており、宮古関連路線も羽田線や関西線を中心に軒並み前年実績を上回る堅調な推移をみせた。
5月期の旅客輸送実績を詳しくみると、座席提供数は前年同月比で1・4%減の73万5212席とやや絞り込まれたものの、旺盛な観光・ビジネス需要に支えられて旅客数が増加。この結果、全路線を合わせた平均利用率は前年の75・7%から3・6ポイント上昇し、79.3%の高水準に達した。
【羽田―宮古線は驚異の95%超え】
宮古島発着の県外(直行)路線では、羽田―宮古線の旅客数が前年同月比3・0%増の1万900人となった。座席提供数が前年と同水準に据え置かれた中、利用率は95・8%(前年同月93・0%)とほぼ満席に近い状態で推移。また、関西―宮古線も旅客数が同5・5%増の8552人と躍進し、利用率は83・6%(同79.3%)と大きく数値を伸ばした。
【県内線利用率も8・2ポイント上昇】
那覇や先島間を結ぶ県内線の旅客数合計は、前年同月比4・9%増の14万4263人。県内線計の提供座席数が同7・2%減の20万915席へと大幅に見直されたことで需給が引き締まり、利用率は前年の63・6%から71・8%へと8・2ポイントも急上昇。宮古発着の県内3路線では、主軸の那覇―宮古線の旅客数が前年同月比4・6%増の5万9325人を記録。同路線は座席数が約1割減(前年比9・9%減)となった影響もあり、利用率は前年の67・1%から77・8%へと一気に跳ね上がった。
そのほか、宮古―多良間線は旅客数4090人(同4・1%増、利用率68・2%)と安定した動きをみせた一方、宮古―石垣線は旅客数3754人(同8・2%減、利用率63・6%)で前年割れ。
国際線では、JTAが運航する台北(桃園)―那覇線の旅客数が8556人となり、利用率は83・6%と好調な推移をみせている。
【貨物郵便、県内線は1245トン】
国内方面別の貨物郵便輸送実績は、定期路線合計で前年同月比4・8%減の2132トンとなった。このうち県外線計は887トン(前年比0・8%減)で、宮古関連では羽田―宮古線が36トン、関西―宮古線が35トン。また、県内線計は1245トン(同7・5%減)となり、那覇―宮古線が529トンと県内流通の大きな割合を占めたほか、宮古―多良間線は21トン、宮古―石垣線は23トンが輸送された。


