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のんが「FNS歌謡祭」に初登場、「能年玲奈」の“洗脳騒動”の真相と復帰のきっかけとなった歴史的騒動とは

女優・のんが、来月1日放送の音楽特番、フジテレビ系「2026 FNS歌謡祭 夏」に出演することが決定した。

2017年にテレビコマーシャルでアカペラを披露したことをきっかけにアーティストとしても活動を開始したのん。同番組には初出演となり、2023年に自身が監修を手掛けた「荒野に立つ」<KAIWA(RE)CORD>を披露する。

2006年にファッション雑誌のモデルとしてデビューしてから、映画やテレビドラマ、CMなどで幅広く活躍するのんは今年デビュー20周年を迎え、大型アニバーサリープロジェクト「のん10≧20(のんテントゥエンティ)」を始動させることを発表。

10月からは、のんのゆかりの地をめぐる全国ライブツアー「のん自由(10)ツアー2026」がスタートするほか、来月スタートのドラマ「Tokyo middle 30」(同)への出演も決定しており、ジャンルを超えたマルチな才能を発揮する。

そんなのんは、かつて「能年玲奈」として一世を風靡(ふうび)。2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」でテレビドラマ初主演を果たすと、飛ぶ鳥を落とす勢いで人気女優の座に就いた。だが、2015年を境に女優人生が一転する。

事の発端は、2015年から2016年にかけて表面化した、当時の所属事務所とのトラブルだ。マスコミは、女性演出家・滝沢充子氏に“洗脳されている”と大きく報じ、「同居」「主役以外を断らせた」「意思決定をコントロール」などセンセーショナルな多数の記事が世に出回った。

報道によれば双方の溝は深まり、のんは独立したが結局、トラブルの真相は不明のまま、その直後から地上波ドラマやCMから姿を消した。

表向きは“本人の意思”とされていたが、テレビ局サイドも事務所と摩擦が起こることを恐れ、起用をためらったとも言われていた。そして、自身23歳の誕生日である2016年7月に芸名を「のん」に改名し、その後の約10年間は地道な芸能生活を送っていた。

だが、この異様な状況に周囲では「彼女の活動が“忖度(そんたく)”や“圧力”によって制限されているのではないか」といった憶測がささやかれ、大きな反響が集まった。

そして仕事の幅が増え、2023年に騒動と化したジャニーズ事務所創業者による性加害報道がきっかけとなり、大手芸能事務所に対するテレビ局の忖度が視聴者やスポンサーから問題視され、徐々に“改善”の兆しがみられたことから本格的にカムバックを遂げた。

女優として、演じることができない環境に遭遇したのんの苦しみは計り知れない。だが、苦境を乗り越えたからこそアーティストとしても開花したのではないだろうか。

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