市全域2万6600戸停電 宮古第2発電所トラブル、5時間近く 沖電、市長に謝罪・再発防止へ
17日午後2時30分ごろ、宮古島市全域で最大およそ2万6600戸が停電する大規模な事案が発生した。宮古第2発電所内の電力設備のトラブルが原因で、発生から約4時間40分後に全戸復旧。多良間村の停電はなかった。沖縄電力は17日夜に那覇市で会見し、18日午前には関係者が市役所を訪れ、嘉数登市長に深く謝罪。嘉数市長は、離島の生活は電力に支えられているとし、原因究明と再発防止の徹底を強く要請した。
沖縄電力の会見や市への説明によると、停電の原因は、当時稼働していた宮古第2発電所内の複数の発電機のうち、3号機の制御電源に異常が発生し停止したことによるとのこと。その影響で連動していた2号機、4号機も自動停止し、送電がストップした。
同社は別の発電機を立ち上げるなどして対応し、午後4時過ぎごろから徐々に復旧し、全戸数が完了したのは同日午後7時10分ごろ。
18日に市役所を訪れた同社関係者らは陳謝。嘉数市長に停電の経緯を説明した。嘉数市長は「離島の生活は電力に支えられている。交通から医療から全てだ。原因の究明と再発防止を徹底していただきたい」と述べ、安定供給に向けた体制強化を求めた。
宮古島市では26年4月に市内全域で停電。8時間以上に及んだ。また、今年1月にも広範囲で停電が発生したが、沖縄電力によると「今回の停電と関連性はない」と説明。同社は今後、事故対策委員会を立ち上げ、設備の保全にしっかりと取り組んでいくとしている。


