多良間海岸に漂着し密輸入を企てたとされるコカイン =提供・宮古島海上保安部

多良間海岸にコカイン漂着 密輸予備容疑で書類送致 海保など合同捜査

 宮古島海上保安部、第11管区海上保安本部、沖縄県警察、沖縄地区税関の合同捜査本部は1日、多良間島の海岸に麻薬であるコカイン約1キログラムを漂着させ密輸入を企てたとして、麻薬および向精神薬取締法違反(密輸予備)の疑いで、被疑者不詳のまま那覇地方検察庁平良支部に事件送致した。
 容疑は、何者かが営利目的でコカインを日本国内に密輸入しようと企て、2026年2月中旬ごろ、コカイン約1キログラムを海上に投下するなどして多良間島の海岸に漂着させ、密輸入の準備行為をした疑い。宮古島海上保安部が関係機関と連携して監視取締りを強化する中で事案が発覚し、合同捜査を展開してきた。
 証拠品として押収されたコカインは1035.5グラム。分解前包装時の大きさは縦約13センチ、横約23.5センチ、厚さ約3.5センチで、表面には「SPLENDOR」などの文字が記された包装材が巻かれていた。
 同保安部は、今後も関係機関との連携を密にし、禁制品の密輸監視取締りをさらに強化していく方針。また、市民らへ洋上や海岸で不審な漂着物を見つけた際は、不用意に触れたり持ち帰ったりせず、速やかに海上保安部(118番)や警察(110番)、税関(0120-461-961)へ通報するよう注意を呼びかけている。

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