新型コロナ 市224人、村2日連続ゼロ
【那覇支局】県は5日、宮古島市で新たに224人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。累計は1万4988人。多良間村では新たな確認はなかった。2日連続のゼロ。累計153人。県内では新たに5720人が確認され、金曜最多となった。累計は38万4610人と38万人を超えた。新たに1人の死亡も報告された。累計516人。
市内患者は10歳未満から90歳以上の男女。前週同曜日から123人増加した。年代別では40代の39人が最多。10歳未満、30代の各36人、10代の29人が続く。確認中は1人。県外在住者は5人確認された。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は2531.81人。
宮古地区の入院中15人、宮古病院9人(中等症4人、軽症5人)、民間病院6人(中等症2人、軽症4人)。病床使用率は22.7%。宿泊施設療養中25人、自宅療養中1039人、入院調整中572人。
県内の新規感染者は前週の同じ曜日を467人上回った。過去3番目の感染者数となった。年代別では30代と40代の各915人が最多。国基準の重症者は24人。死亡が報告されたのは那覇市の90代の女性。新たなクラスター(感染者集団)として、7月に石垣市の社会福祉施設で96人、4日までに県立中部病院で23人が集団感染した。累計710例。また、中部病院では1人の死亡も報告された。
県は同日、7月24日から31日の宿泊施設療養者のうち、県外在住者で25.7%を占めていることを発表した。そのうち宮古地区では63.9%と平均を上回った。県の宮里義久感染対策統括監は「宮古を訪れる人は本島よりも観光目的で訪れる人は多いと考えられる。そういった人たちは療養する場所がないため、宿泊療養施設での受け入れを続けている」と話した。