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説明会に足を運んだ事業者ら =25日、宮古合同庁舎2階・講堂

離島の魅力、販路拡大へ みらいおきなわ沖縄ツーリスト 離島デジ向上事業 島チャビ改善講座説明会

 県は7月より「デジタルツールで島チャビ(=離島苦)」改善講座を開講する。委託を受けているみらいおきなわと沖縄ツーリストが25日、宮古合同庁舎2階講堂で参加を希望する市内の事業者に向けた説明会を開き、参加した市内の観光周辺事業者らに「離島の魅力を伝えよう」と呼び掛けた。参加無料で募集期間は7月7日まで。申し込みは専用サイト(QRコード)から。


 同講座は、2024年度の県離島デジタル広報・販売スキル向上事業の一環で実施。対象は県内離島に所在する観光および特産品事業者。各島独自の魅力を担う「島の宝」である事業やサービスを、島内外にうまく伝えることが目的。
 この日の説明会にはみらいおきなわ地域振興部の新垣太輔主任と沖縄ツーリストDX推進部の赤貴彦副部長が登壇。赤嶺副部長は「インターネットを使って観光商品などを販売したことない方は積極的にチャレンジしてみてほしい」と呼び掛けた。
 講座の内容はレベル別、業種別などでも受講可能で、SNS(交流サイト)やインターネットを活用した情報発信やデジタルマーケティングを手がけるプロが、事業価値の発掘方法や、全国・全世界に届く情報発信の仕方を伝えるというもの。
 25年2月までの約半年間をかけ、座学や実践を通してインターネットを活用した販促手法を学ぶことができる。
 それによると「自社の商品販売の具体的な手法を教えてほしい」「積極的な情報発信力が弱い」「マーケティングを意識したアドバイスが欲しい」「現地でしか販売できていない」「島の魅力や特産品の魅力が域外に届いていない」と感じている事業者におすすめの講座だという。
 23年度同事業で開催された「価値を伝えて売りまくる」ためのデジバズ講座は130社以上の参加実績があったとのこと。

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