展示されている佐良浜のカンニガイ
=加藤久子氏撮影・沖縄文化研究所提供
池間、佐良浜のカンニガイ写真で紹介 HOSEIミュージアム
法政大学沖縄文化研究所創立50周年記念HOSEIミュージアム企画展「沖縄を知り、考え、つながる」の一環で写真展「よみがえる宮古島の祭祀―池間・佐良浜の神願い(カンニガイ)がこのほど、東京都市ヶ谷の同大ミュージアム・サテライト市ヶ谷(外濠)ではじまった。8月26日まで。写真展に関わる調査や取材活動では、いらぶ観光協会が協力したという。
企画展は同研究所50年の歩み、首里城正殿の屋根2022展、宮古島祭祀の写真展の3部構成で、会場も3カ所に分かれる。宮古島は、研究員の加藤久子氏が1990年代に撮影した祭祀の様子を紹介するもので、「ムズビューイ」「カーニガイ」「リュウキュウタスキブンニガイ」と称される祭祀は現在では行われておらず、「当時の神願いの様子を記録した貴重な写真」という。
詳細はミュージアムウエブサイト参照。