久しぶりの陽気の中、笑顔で触れ合う親子=カママ嶺公園

ぽかぽか陽気、親子ら笑顔

 宮古島地方は14日、前日に引き続き晴天で日中は暖かい日差しに包まれた。宮古島地方気象台によると、移動性高気圧の影響で最高気温は21度、前日から3・2度上昇し8日ぶりに20度を上回った。同日午前、市内の公園には親子連れなど市民が訪れ、ぽかぽか陽気を楽しんでいた。

 カママ嶺公園では、県外から6カ月前に移住したという20代女性2人組が、芝生に寝そべり、ひなたぼっこを楽しんでいた。2人は「内地と比べればましだけど、最近は寒いのでずっと家にいた。昨日は来間の長間浜に行ったが、水も温かく足だけ海に浸かってみた」と話した。
 4歳児の息子と0歳児の娘を連れベンチでドーナツを食べていた主婦の30代女性は「昨日は久しぶりに布団を干せた。寒い日も散歩はするが、今日みたいなほうが快適」と話し、息子も「暖かい。このあとは帰っておもちゃで遊ぶ」と笑顔で応えた。
 愛犬の散歩で訪れた40代女性は「ここ最近はずっと家の近くで雨の合間や小雨の時の短い時間だけ歩かせていた。この天気が続いて欲しい」と語った。
 パイナガマ海空すこやか公園では、娘を散歩に連れて来たという教育関係者の30代男性が「娘は久しぶりの晴れはうれしいみたいで、昨日も保育園ではしゃいでいたそう」と語った。
 同気象台によると、きょう15日まで晴れ間は続くが、16日からは寒気が入り込み、再び天気が崩れ夕方以降は雨になるという。

関連記事一覧