徒歩防災訓練を行う新隊員ら
=7月31日、宮原第2水辺公園前
陸自宮古島駐屯地が徒歩防災訓練 新隊員ら約30キロ夜間行進 災害時の物資搬送見据え
陸上自衛隊宮古島駐屯地は7月31日夜から8月1日朝にかけて「新隊員特技課程教育および一般陸曹候補者課程(後期)」の徒歩防災訓練を実施した。新隊員13人と一般陸曹候補者らを含む部隊が市平良東仲宗根添に位置する宮原第2水辺公園から狩俣地区を経由して池間島周回道路を1周し、池間漁港までの公道約30キロの公道を夜間行進。災害発生時を想定し、長距離を歩き抜く体力と気力を養った。
同訓練は今年で4回目。災害による道路途絶や建築物の倒壊などにより車両通行が困難になった状況を設定し、徒歩による救援・物資搬送能力の向上を目的に行われた。新隊員の安全管理にあたる宮古警備隊普通科中隊も同行し、部隊の安全確保や地域住民生活に影響を未然に防ぐ措置が講じられた。
新隊員らは31日午後7時、水や照明、着替え、雨具など約10キロの装備を背負って出発。同公園入り口では自衛隊家族会などの関係者が駆けつけ、「頑張れ」と声援を送った。
コースは市民生活に与える影響を最小限にするために人通りが少ない宮古島北海岸の道路を選んだ。出発した新隊員らは宮原、高野、福山、狩俣のルートを歩き、池間島を目指した。出発から1時間ほどで日が落ちると辺りは暗くなり、各隊員らはライトを照らしながら一歩一歩踏みしめた。途中、水分補給し適宜休憩を挟みながら黙々と歩みを進め、災害特に重量物を携行した状態で長距離においても徒歩で物資を運搬できる体力、気力を養った。



