干ばつ対策会議でかん水作業の実施方法などを確認した
=28日、市役所3階・全員協議会室
干ばつ対策、8月3日からかん水開始へ トラックで緊急給水 市が29日から申請受付開始
宮古島市干ばつ対策会議が28日、市役所で行われた。台風9号の接近による一時的な降雨以降、まとまった雨が降っておらず、向こう1週間も晴天が続く見通しであることから、作物の生育被害を防ぐため8月3日からトラックによる緊急のかん水作業を開始することを決めた。29日から申請受付を開始する。
会議の冒頭、下地貴之農林水産部長は「6月29日の梅雨明け以降、今月10日から11日にかけての台風9号接近でまとまった雨が降ったものの、その後は降水がない状況が続いている。降雨予想や作物の状況も踏まえながら審議していきたい」とあいさつした。このあと農政課職員が干ばつ対策の実施方法や費用負担について説明を行った。
かん水作業は、宮古地区トラック事業協同組合所属のかん水タンク所有者が行う。費用は大型トラック1台あたり4800円とし、内訳は市補助金が2500円、農家負担金が2300円。対象区域は市全域で、かんがい施設未整備地区、かん水器具などを持たない農家。実施順序は夏植用種苗、春植、株出、夏植、草地の順で行われる。
かん水量は1農家20アール(トラック6台)を1巡とし、2巡目以降の実施は降雨量を基に判断する。作業時間は午前8時から午後5時まで、トラック1台当たりの1日のかん水作業台数は12台を限度に行う。ただし、状況に応じて運転手の判断により調整できるものとした。
かん水作業の申し込みは原則として同トラック事業協同組合(伊良部地区も同様)で受け付けるが、製糖会社が認めた場合は原料員への申し込みも可能。農家負担金は申請するときに支払う。
給水場所は、宮古土地改良区が指定するⅢ型給水施設(宮古製糖城辺工場、沖縄製糖宮古工場 ※土日祝日は除く)および市農村整備課管理の伊良部地区3型給水施設を使用する。



