• HOME
  • 記事
  • 政治・行政
  • シギラミラージュⅡ期など2議案「承認」 市景観審議会、高さを4メートル低減 与那覇ホテル計画も
ホテル2議案を審議する委員ら =21日、市役所

シギラミラージュⅡ期など2議案「承認」 市景観審議会、高さを4メートル低減 与那覇ホテル計画も

 宮古島市景観審議会(池田孝之会長)の2026年度第1回景観審議会が21日、市役所で行われた。市(嘉数登市長)から諮問のあった「シギラミラージュ レジデンス&ホテルズⅡ期(仮称)」と「与那覇ホテルプロジェクト(仮称)」の2議案について審議した結果、両議案とも委員の付帯意見に対する対応が見られるとして、承認することを決めた。
 上野新里に計画している「シギラミラージュ レジデンス&ホテルズⅡ期」は、これまで2回の審議会では不承認となっていた。これまでの審議では、建築物の高さによる水平線への眺望阻害が大きな議論となっており、新里集落からの見え方や広域的・多角的な視点を考慮し、眺望を害さない高さへの検討や建築物の壁面後退(セットバック)距離の確保を求められていた。
 今回の審査で事業者は北棟、南棟とも各階の階段で調整することで高さを4㍍低減し、集落や県道からの眺望を阻害しない高さとした。また、建築物の壁面後退距離への要望については、配置を移動することで対応した。
 今回の変更届の説明では「宮古島の開発に着手して40年になる。計画は平成3年のリゾート法で開発を推進する重点整備地区に指定されたことが開発推進のきっかけとなった。近隣住民とも関係は良好であり、新里自治会で開発に反対しているのは246世帯のうち3世帯の結果を報告している。そのあたりも考慮していただきたい」と要望し理解を求めた。
 一方、下地与那覇の「与那覇ホテルプロジェクト」は、海岸地域景観ゾーン(海岸地域景観)の高さ基準7㍍に21・5㍍(地上5階)のホテルを計画している。
 説明によると、与那覇湾に隣接し、特別鳥獣保護区でもある場所での計画は野鳥や動物、植物などに配慮し、宮古島の固有種を生かした景観づくりも強調した。また、海に近いことから地震の津波から利用客らを守る避難計画も説明し、理解を求めた。

関連記事一覧