翔南建設など６社表彰　市が優良建設業者に　優秀な成績で工事完成

　宮古島市の２０２５年度優良建設業者表彰式が18日に市役所で行われ、翔南建設（友利勝人社長）、上野開発（宮國幸人社長）、大和建設（下地克三社長）、立真工業（砂川智美社長）、宮古舗道（根間玄一郎社長）、丸秀（伊良皆勝浩社長）の６社が表彰を受けた。
　あいさつした嘉数登市長は祝福し、「皆さんは優れた施工技術、安全管理や品質管理の徹底、地域貢献など円滑に工事を完成させたことが高く評価された。（今後も）一層公共工事の品質の向上や安全対策に努めていただくとともに他企業の模範として活躍することを期待している。インフラ整備や維持には建設業者の力が不可欠。建設コストの高騰、人手不足など建設業界を取り巻く環境は厳しいものがあるが、今後とも技術向上に精進され市の発展に尽力いただきたい」と述べた。
　受賞者を代表し友利社長が「名誉ある受賞する機会をいただき大変喜んでおり感謝の気持ちでいっぱいである。社会資本整備を担う建設業として市民が安心して使用できる物作りを目指し地域貢献できるよう一丸となって精進していきたい」と述べた。
　同表彰は、市が発注した建設工事を優秀な成績で完成した建設業者を表彰することにより、技術の向上を図るとともに建設工事の適正な施工を確保することが目的。請負金額が５００万円以上で24年度に完成した中から建設工事を評定点80点以上の優秀な成績で完成させた。
　表彰された建設業者は次回の市建設工事入札参加資格申請の等級各付けの際に考慮される。優遇措置として次年度で手持ち工事と同一の業種で手持ち工事の制限となる件数が２件から３件までとなる。
　完成させた工事は次の通り。
　翔南建設＝竹アラ地区ほ場整備工事（Ｒ５―２）▽上野開発＝上野中部地区畑地かんがい施設工事（Ｒ５―１）▽大和建設＝上原北地区畑地かんがい施設工事（Ｒ６―１）▽立真工業＝上原北地区畑地かんがい施設工事（Ｒ５―２）▽宮古舗道＝上原北地区畑地かんがい施設工事（Ｒ６―２）▽丸秀＝小学校消防設備改修工事その２