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歓迎セレモニー後の記念撮影 =伊良部野球場

大歓迎「斗山ベアーズ」 宮古キャンプで初海外プロ 市長らセレモニーで激励

 韓国プロ野球球団「斗山ベアーズ」の2軍選手とスタッフ約50人を出迎える歓迎セレモニーが6日、伊良部野球場で行われた。座喜味一幸市長やミス宮古島らが歓迎のあいさつと花束の贈呈などを行い、宮古島で約1カ月間行われるキャンプ成功を祈願した。市で海外プロ野球球団のキャンプが行われるのは今回が初。同球団は5日に宮古空港に到着し、市職員や宿泊先ホテルのスタッフらが横断幕を掲げ選手らを一足早く歓迎した。

選手らとハイタッチする伊良部こども園の児童ら


 セレモニーは同日9時半より開かれ、座喜味市長は開口一番「んみゃーち」とあいさつ。宮古島で海外プロ球団を初めて受け入れることについて「大変うれしい」と述べ、「温暖な気候で心を癒し体を鍛え、ベストコンディションで公式戦に備えてほしい」と願った。
 第49代ミス宮古島の3人もセレモニーに出席。大学で韓国語を専攻したというミスブーゲンビレアの下地百瑛さんは「愛する宮古で会えてうれしい」と韓国語であいさつし、「宮古島は皆さんの心を温かくする魅力がある。たくさん練習してたくさんおいしいものも食べてください」と島の魅力を発信しながら選手らを激励した。
 その後は座喜味市長らが宮古島産のメロンや黒糖を贈呈。伊良部こども園4、5歳児27人によるダンスの余興も贈られ、同球団の選手らはさっそく地域住民との交流を楽しんだ。
 同球団は2015年から21年まで7年連続で韓国シリーズに出場し、シリーズ優勝は通算6回を誇る名門球団。千葉ロッテマリーンズや読売ジャイアンツでもプレーし、韓国で『国民的打者』の愛称で親しまれるイ・スンヨプさんが1軍の監督を務めている。

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