入学式に出席した宮古島スクール1期生の皆さん =28日、未来創造センター

宮古島スクールが始動 小田原短大保育学科

 島内初の高等教育機関である小田原短期大学(神奈川県、吉田眞理学長)の保育学科通信教育課程宮古島スクールは28日、未来創造センターで、1期生の入学式を行った。島に住み働きながら保育士や幼稚園教諭の資格が習得できるため、保育士不足の解消などに寄与することが期待されている。1期生を代表して、居垣香誉子さんが「自らの夢の実現のため精一杯学びたい」と宣誓。黒岩祐治神奈川県知事らからも祝電が贈られた。
 同短大を運営する三幸学園は昨年、宮古島市と連携にむけた基本協定を締結。基本的には自宅で学習を行うが、実践的な技術が必要な科目では、市で対面式のスクーリングを実施する。幼稚園教諭二種免許は2年で取得できるが、保育士資格は実習などのため3年間学ぶ必要がある。
 動画でメッセージを送った吉田学長は、女子を▽人として▽女性として▽国民として―教育する建学の精神を紹介。またコロナ禍でも通信教育の強みを生かし、学生の学びを保証してきたとして「しっかりとした支援の準備を整えている。自身を信じ、思い描いている夢をつかみ取ってほしい」と呼びかけた。
 座喜味一幸市長(代読)は入学生に対し、「素晴らしい学びの機会を得て希望や喜びに満ちあふれていると同時に、固い決意を抱いていると思う。卒業後の皆さんの活躍で、市の将来を支える子どもたちが健やかに成長していくことを期待する」と激励。また離島での学び機会が整備されたことについて、同短大に深い感謝の意を示した。
 新入生代表の居垣さんは、「新しい生活への不安もあるが、それ以上に期待や喜びの気持ちでいっぱい。諸先生方の指導のもと、夢の実現のため知識や技術を精一杯学び、社会に貢献できる力を身につけたい。また、共に学ぶ仲間たちと交流を深め、切磋琢磨しながら有意義な学生生活を送っていきたい」と誓った。
 黒岩知事は「晴れの日を心からお祝いする。広く世界に目を向け、社会で活躍できる能力や技術を身につけることを期待する」とのメッセージを送った。守屋輝彦小田原市長からも、「皆さんの豊かな学びとさらなる飛躍を期待するとともに、明るく充実した学生生活となることを祈る」との祝電が送られた。

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