松田聖子さんの「あなたに逢いたくて」を歌う宮古フロイデ合唱団 =マティダ市民劇場

歌声・音色が観客魅了 市民総合文化祭 3年ぶりに音楽祭

 第17回宮古島市民総合文化祭(主催・市文化協会ほか)の高校・一般の部「音楽祭」が15日、マティダ市民劇場で開催された。合唱や独唱、合奏など、計10組が練習で磨き上げた歌声や音色を披露し、集まった大勢の観客を魅了した。コロナ禍のため総合文化祭は3年ぶりの開催で、音楽祭は各組の演奏時間を短縮するなどの感染対策をとって実施された。主管する音楽部会の洲鎌律子部会長は「短い時間でも心に届くステージを作りたい」と語った。
 洲鎌部会長は「コロナ禍で練習ができない間になくなってしまった団体や、人数が半分ほどに減ってしまったところもある。発表団体もコロナ前の半分になった」と話す。一方で「そうした状況の中でも、合唱団『ブレス』のように新しくできた団体もある。今日を新たなスタートとして、初心に帰って宮古の音楽会を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
 感染対策のため座席数を半分に減らし、演奏時間も従来の8分から5分に短縮。洲鎌部会長は「短い時間の中でも、心を込めてお客さんに届くステージを作り上げたい」と述べた。
「ブレス」を立ち上げた永松和子さんは「2年ほど前から細々と練習していたが、何度も何度も中断した。音楽祭が開催されると聞いてとても励みになり、初舞台を目標に取り組んできた」と話した。
 市文化協会の饒平名和枝会長は「誰も経験したことのないコロナ禍との闘いは現在でも続いているが、このような困難な状況にこそ、音楽や文化は一層輝きを増し、人々の心に深く響き希望と感動を与えてくれる。会場の皆さんが演奏を楽しみ心豊かな時間となるよう、音楽の力を届けてほしい」と激励した。
 総合文化祭は「創造する市民の文化」をテーマに、「美ら島おきなわ文化祭」の市独自事業として開催。一般・児童生徒部門の展示や芸能祭、こどもシアターといった舞台発表などが12月まで行われる。
 出演者、団体は次の通り。(プログラム順、敬称略)
 金管合奏団「響」▽女声コーラスホップ▽宮古フロイデ合唱団▽普天間健(マリンバ独奏)▽合唱団「ブレス」▽ブーゲンビリアコーラス▽宮國季千樺(独唱)▽平原幸希(同)▽ひらら女声コーラス「きらきら」▽宮古島吹奏楽団

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